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仮想通貨の「ステーキング市場」は儲かる!?新プロジェクトLidoとは?

■そもそも、ステーキング市場ってなに?

まずは「基礎解説」から始めましょう!  

PoSについて理解しよう

PoSとは「プルーフ・オブ・ステーク」の略です。

ビットコインは「PoW(=プルーフ・オブ・ワーク)」を採用しており、その一方でイーサリアムは「PoS(=プルーフ・オブ・ステーク)」を採用しようとしています。現在のイーサリアムは、まだPoWで「イーサリアム2.0」のアップデートに向けて、PoSへの変更を進めているところです。

PoWとPoSの違いとは

  • プルーフ・オブ・ワーク:ワークの量に応じて、セキュリティを高める方法
  • プルーフ・オブ・ステーク:賭ける量に応じて、セキュリティを高める方法

この書き方だけではわかりずらいうので、もう少し深堀りして説明します。

✓PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とは

ビットコインが採用している方法です。

ビットコインは「マイナー(=採掘者)」という人達が、ビットコインを掘り当てて増えていきます。掘り当てるとビットコインが稼げるため、高性能PCを用意し日々膨大な「計算タスク」を実行します。高性能を使うため、膨大な電気を消費してビットコインの採掘をしています。

なお、ビットコインはデジタルなので、複雑な計算処理をして計算処理の「答え」を探します。実際に穴を掘るわけじゃないですよ!一番最初に答えを見つけた人に対して、その「労働の対価」として、ビットコインが支払われます。

プルーフ・オブ・ワークは信頼性が高いですが、大量の電気を使用するため、「環境破壊」につながっていきます。よく批判されますが、ビットコインのマイニングでは 膨大な電気を消費し、電気の消費が環境破壊に繋がるのです。
  

✓PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは

イーサリアムが対応を進めているPoSは、複雑な計算処理も、高性能PCも不要で、環境に優しいです。では、どうやってPoSは動いているのか?

ここで登場するワードが「ステーク」です。ステークを直訳すると「賭ける」です。つまり「ステークする量(=賭ける量)に応じて、報酬が支払われる仕組みとなっています。

たくさんイーサリアムを持っている人は、イーサリアムの価値を下げたくない。つまり、多くのイーサリアムを持っている人は、自分が儲かりたい(損をしたくない)のでイーサリアムを正しく運営する、というインセンティブが生まれます。 こうしたインセンティブの設計で動く構造が、「プルーフ・オブ・ステーク」です。
  

ステーキングする価値とは

ざっくりと「PoWとPoSの違い」について説明してきました。ぶっちゃけ大半の人は、こういう知識を持っていないのです。次には、ステーキングの価値です。

✓結論:ステーキングすると儲かる??

ステーキングの価値は超シンプルですが、儲かることです。

イーサリアムでいうと、年利としては「5%〜20%」くらいです。多くの人がステーキングするほどに、年利が下がります。詳しい内容は「イーサリアムの公式サイト」からご覧ください。
  

イーサリアムは、ステーキングを募集中

イーサリアムは「PoWから、PoSへの移行」を進めています。

✓ステーキングには条件がある

この記事を読んでいる人にはイーサリアムを持っている人もいると思います。では、イーサリアム持っている人が全員ステーキングができるか??

答えは「No」です。イーサリアムのステーキングには、高いハードルがあります。

✓条件:32ETH(=1,300万円)以上をステーキングすること

どうですか。1,300万円もイーサを持っている人は、かなり少ないのではないですか??

そして、さらなるハードルがあります。それは「ノードの運営」です。

ノード運営とは、ざっくりいうと自分でサーバーを借りて、高性能PCを用意して、必要ソフトの設定をしてからPCを常時稼働させておかなくてはなりません。なので現状だと、個人でイーサリアムのステーキングをしている人は、かなり少ないと思います。条件がそろえばできないことはないですが、、、。

ここまでのまとめ

以上が「ステーキング市場」の話です。ある程度は理解していただけましたか。

このマーケットが「大きく拡大する」のは、肌でも感じられますよね。そもそも、イーサリアムがPoSに以降するのですから、拡大しますよね。

そして、このマーケットに着目したプロジェクトがあります。
  

■ステーキング市場の強者になる:Lidoを解説

ここからが本題です。
プロジェクトは「Lido」といいます。

Lidoプロジェクトの概要

Lidoは「ETHステーキングのサポート事業」をしています。

先ほどに解説したとおり、イーサのステーキングはハードルが高いですが、Lidoを使うことで、下記が解決できます。

上記のとおり。要するに「仮に1ETHしか持っていない人でも、Lidoを使えばイーサのステーキングが可能」ということ。手数料は「ステーキング報酬の10%」ですが、まだ許容範囲と思います。
  

Lidoプロジェクトは強い!!

最重要ポイントは「Lidoのシェア」です。ここに関しては、下記のサイトからの調査です。

※画像の引用元:Lido ETH 2.0 Share

上記のとおり全体の「16%」のシェアがあります。  

✓16%のシェアは、大きいのか

さらに深堀りしつつ、下記の引用をご覧ください。

Just recently, the share of the top 4 entities (Lido, Kraken, Binance, Staked.us) stake in the deposit contract totalled to around 36.6%.

(最近では、上位4社 [ Lido、Kraken、Binance、Staked.us ] のステーキングのシェアは合計で「約36.6%」となっています。)

※引用:The Data Behind Ethereum 2.0

上記からわかる通り、Binanceのステーキングサービスにも勝っていますね。

また、こういった市場は「ネットワーク効果」が働きます。つまり、強いモノが、更に強くなる現象です。Lidoがシェアを拡大するほどに、Lidoは有利な「利回り」を作れるということです。

Lidoコイン爆上げは?

価格は上がっていますが、コインの時価総額ランキングでは「457位」です。

未来のことは分かりませんが、ステーキング系の市場では、ネットワーク効果が重要です。そしてLidoは大きなシェアを武器に、有利にビジネスを進められます。

※補足 : Lidoの近未来の競合として、Rocket Poolがあります。年内にはリリースされそうなので、気になる方は調査をどうぞ。
  

Lidoを使うとダブルで稼げる

✓預り証を、DeFi運用できる

ちょっと難易度が上がりまが、百聞は一見にしかずなので下記をご覧ください。

上記は「curve」というDeFiサービスのスクショです。

curveを使うことで「Lidoの預り証(=stETH)」を運用することで、ダブルで稼げますね。つまりイーサリアムのステーキングで稼ぎつつ、同時に「預り証の運用」でも稼げる。年利は2.73%。

ある意味、錬金術的ですが凄いです。

Lidoの未来はどうなるか

最後に「イーサリアム2.0がリリースされた後の、Lidoの状況」を考えてみたいと思います。いったん整理してまとめます。

  • Lidoを使うことで、簡単にステーキングできる
  • イーサ2.0は、たぶん2022年くらいにリリース
  • リリースされたら、ステーキング方法が変わる

つまり、現状は「32ETHを持っていないと、ステーキングできない」ですが、この状況は将来的に変わりますね。なぜなら、イーサリアム2.0がリリースされたら、別の「ステーキング方法」が公開されるからです。

もしイーサリアムが素晴らしいアップデートをして、誰でも簡単にステーキングできるようになったら、Lidoはオワコンになるでしょうか?
  

✓結論:Lidoの役割は残っていく

あくまでも未来の話なので仮説ですが、次のとおりです。

  • ステーキングの難易度が下がっても、やはり面倒がある
  • ステーキングPCの準備とか、専用ソフトのインストールなど
  • Lidoを使いワンクリックで運用できるなら、ニーズが高そう

つまり形は変わっても、Lidoの価値は残るはずです。そして、Lidoの「マーケットシェア」は巨大です。

巨人はビジネスの世界では有利であり、Lidoは資金力もあります。将来的にも強さを維持できるのでは、、、。

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